ひろぞう戦国物語
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映画化 「火天の城」 
先日読んだ小説,山本兼一氏の「火天の城」。

戦国時代を舞台にした作品といえば,主人公に据わるのは通常であれば武将である。

もしくは合戦を主軸に置いた作品であると相場は決まっている。

しかし今作品の主人公は大工の岡部又右衛門という者。

信長からの厳命である安土城という史上類を見ない城の築城。

又右衛門をはじめとした職人達の意地がぶつかりあう内容となっている。

そんな作品がはやくも映画化。

城を建てていく過程をダイナミックな映像で,我々ファンにみせてくれることだろう。

ちなみに主演の又右衛門には西田敏行氏が務めることに決まった。



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武田信玄 
ファミリー劇場でもって,「武田信玄」が放送されている。
いまから20年前の1988年に放送されたNHK大河ドラマだ。
中井貴一氏が主演で,武田信玄(晴信)を演じている。
まだ第2回ということで,これからが楽しみだ。
今回は晴信が父である信虎追放を決意した話である。
「風林火山」の記憶が新しい中,同じ題材である様だが,古さを感じさせないドラマである。


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ドラマ 「天と地と」 
テレビ朝日開局50周年記念番組としてテレビ朝日系列で放送された海音寺潮五郎の名作「天と地と」。
脚本をジェームス三木,主役の長尾景虎を松岡昌宏というキャスティング。昨年放送されたNHK大河ラマ「風林火山」にあやかってか,武田方の武将である山本勘助の存在感が目立っていたのは気のせいだろうか。

どうしても大河ドラマとの対比をさせてみてしまうが,静のGackt上杉政虎に対して,動の松岡昌宏長尾景虎であった。
Gackt演じる沈着冷静な政虎は,妖しいオーラが醸し出されており,まわりの武将達とは違った雰囲気を漂わせている姿は斬新でもあった。
一方,今回の「天と地と」の松岡昌宏が演じた景虎は,剛直で一本気である骨太な武将として演じており,いままでの謙信像がかいま見えていた。

対比といえば1990年に公開された映画「天と地と」。こちらとの共通点も幾つか目に付いた。長尾軍(上杉軍)を黒の甲冑に,武田軍を赤の甲冑に統一。また春日山城については竹田城を使用していた。
さらにキャストについても宇佐美定行を両作品でもって,渡瀬恒彦氏が演じていたのは偶然なのだろうか。
映画では非業の死を遂げるのだが,今回は景虎を支える重臣の一人。

さてドラマのストーリーについてだが,前半は景虎が家督を兄の晴景より奪うまで。後半になって甲斐の武田との死闘や,心中での葛藤,また宇佐美の娘である乃美との叶わぬ恋が描かれていた。

当初から武田を意識している演出については,行き過ぎであると思ってしまうのだが,2時間でもってこれだけの大作を仕上げるには致し方ないことなのだろう。また乃美とのやりとりは殺伐とした戦国の男集団の中にあって,花を持たせてくれる数少ない場面であった。

佐野史郎演じる長尾晴景のダメ守護代振りは滑稽にうつり,また北大路欣也が毘沙門天として登場し,景虎に語る姿には脱帽であった。

ちなみに視聴率は9.8%とのこと。
これが妥当なのか,低いのか,それとも健闘したといえるのか。それは各個人の主観によるものである。


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