ミステリー小説で評判を得ている内田康夫氏が,戦国時代を舞台とした歴史小説を新聞紙上で連載していたことを,この単行本を手にとって初めて知った。

連載自体は昨年の9月28日掲載分で,終了しているとのこと。

主人公は天海という僧侶に据えて,戦国動乱の時代から太平の世となる江戸時代までが舞台となっているそうだ。

隋風と名乗る天海と,日吉と名乗る豊臣秀吉とが,奇妙な結び付きを軸にして,物語が展開していく。

秀吉の異常なまでの出世の早さ,そして謎多き人物である天海。

作者初の歴史小説は,どれだけ読者を楽しませてくれるのか,今すぐにでも読んでみたいところである。




地の日 天の海 上
地の日 天の海 上内田 康夫

角川グループパブリッシング 2008-07-01
売り上げランキング : 806

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
地の日 天の海 下 浅見光彦のミステリー紀行 総集編3 (光文社文庫 う 1-58) 靖国への帰還 浅見光彦のミステリー紀行総集編2 (光文社文庫 う 1-57) 妖しい詩韻



今月は短編集の紹介。

高橋直樹氏の全部で4つの話が1冊でたのしめる「闇の松明」である。

信長や家康など,教科書に載る様な話ではなく,一人の武将としての生き様が描かれている。

ちょっと普段とちがった小説を読んでみたいという人におすすめ。

この小説についての一言は,ホームページで。


ひろぞう戦国物語〜歴史小説〜
ひろぞう戦国物語


闇の松明 (文春文庫)
高橋 直樹

闇の松明 (文春文庫)
戦国繚乱 (文春文庫) おのれ筑前、我敗れたり (文春文庫) 平将門―黎明の武者(つわもの)〈上〉 (時代小説文庫) 平将門―黎明の武者(つわもの)〈下〉 (時代小説文庫) 霊鬼頼朝 (文春文庫 た 43-5)
by G-Tools


ちまたでは「のぼうの城」という小説が流行っていると耳にした。

書店に行ってみると一等地に,何冊か目に付く位置に置いてあったことから,その裏付けもできる。

買う気も無いくせに,気になり手にとってパラパラとめくってみた。

読みやすい文章の様に思え,手軽に読める1冊なんだろう。

天正一八年の小田原攻めで,豊臣勢は関東各地の城を攻めていた。

その中の一つである忍城がこの小説の舞台になった城である。

主人公は北条家の将,成田氏長の従兄弟である長親。

またはやくも映画化が予定されているとかで,どんな映画が生まれてくるのか,戦国時代を舞台にしているというだけで楽しみである。

エンターテイメントとしての戦国歴史小説,文庫化されたら読んでみようかと思った1冊でした。

小学館 のぼうの城

のぼうの城
409386196X和田 竜

小学館 2007-11-28
売り上げランキング : 75

おすすめ平均star
star 良い意味でも悪い意味でも「漫画」である
star痛快かつ爽快
star評判以上の快作

Amazonで詳しく見る
by G-Tools




ひさしぶりのお城巡りは,相模原市(旧津久井郡城山町)にある津久井城。
あまり歴史の表舞台,派手な登場はしていない。
三増峠の合戦を語る際に,ちょっとその城の名前が登場するくらいか。
他には滝山城など,武蔵の城へ情報の伝達,甲斐武田氏への睨みとして,その役割は重要であったと思われる山城。
天守閣や石垣の存在はないが,堀切や曲輪など廃城になった当時の面影を残している。
現在も発掘調査が進められており,以外に楽しめる津久井城であった。
史跡を巡った感想は,ホームページ上で公開中。


ひろぞう戦国物語
ひろぞう戦国物語〜史跡巡り〜


新田次郎氏の短編集,「梅雨将軍信長」。

もう絶版となっている可能性がある1冊ですが,古本屋などで目にしたら手にとって見ください。

戦国時代の話は巻頭にありますが,あとは江戸時代を背景とした物語。

とくに理系傾向が強いお話がそろっている感じです。

いままでにない,歴史小説として読んでいただければ,満足できると思います。


「天下統一」の続編が発売されることになったそうだ。

ちなみに天下統一というゲームは,1989年にシステムソフトから発売された戦国シュミレーションゲームだ。

派手な演出は無く,コーエーの「信長の野望」シリーズと一時期は,戦国モノとして双璧をなしていた。

そんなシリーズ最新作である,こんどの「天下統一」は如何に新しくなったのか?

ということで,公式ホームページ「システムアルファー 天下統一V 」を覗いてみた。

すると,どうだろうか。

武将達の顔がなぜかアニメ顔。

どちらかというと硬派な戦国ゲームだとおもっていた「天下統一」が様変わり。

あとはゲームシステムだが,基本は既存のゲームから変更はない様だ。

発売してみたが,初代の「天下統一」が一番,なんてことにならなければ良いのですけどね。



天下統一 -相剋の果て-バリューパックセレクション2000
天下統一 -相剋の果て-バリューパックセレクション2000
システムソフト・アルファー 2005-10-14
売り上げランキング : 1471

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
天下統一ADVANCE セレクション2000 セレクション2000 第3弾 復刻版 天下統一 天下統一III セレクション2000 天下統一 ADVANCE 価格改訂版 太平洋の嵐 2




先日,向かったのが相模原市にある津久井城。

ハイキングコースとしても親しまれ,城山と言われている小高い山である。

戦国時代には小田原北条氏の城として,主に甲斐へのおさえとして重要視されていたと思われる。

また小田原からの情報を迅速に,狼煙で伝える中継地としても,重宝されたことだろう。

天正一八年に落城したと伝わっているが,攻城戦などが行われたのかどうか,定かではない。






散策した模様は,近々ホームページにアップデート予定です。



肥後熊本城といえば,名将加藤清正が築城した城として,語り継がれている名城である。

天守閣は残念なことに西南の役の際に炎上。

現在はその勇姿をみることはできない。

しかし織豊時代に築城術を学び,江戸初期になると築城の名手として,後世に名を残した加藤清正。

彼が精魂かけて縄張りをしたその城郭の姿は,その石垣一つをとっても現代まで残っている。

一見の価値があるのは分かっていながら,まだ足を踏み入れていない熊本城。

そんな熊本城に本丸御殿大広間が復元されたそうだ。

ちなみにこの大広間の復元。

これは熊本城復元整備計画の一つであり,今後も櫓や門などの復元もされていくとか。

すべてが完成する時期はわからないが,その頃に訪れるのも良い物かもしれない。




熊本城公式ホームページ